沖縄の夏野菜が少ない理由

産直まるしぇ

2011年07月18日 19:25

夏場7月~9月は沖縄産夏野菜が極端に減少します。主な理由は、夏の沖縄は気温が高すぎる為、栽培が難しく、限られた野菜(ハンダマ、オクラ、ナーベーラーなど)になってしまいます。特に、みず菜や小松菜などの葉野菜は、北海道や東北・長野・群馬などの冷涼な地域で栽培され全国に流通されます。また、ジャガイモや玉ねぎなどの根菜類は6月(九州)、7月(関西、関東)、8月(東北)、そして9月(北海道)と収穫・出荷前線が北上します。


 そしてもう一つの理由は、夏は台風被害の可能性が高いため、野菜の作付けを見送ります。今年5月末の台風2号は、余りにも早く襲来したために6~9月の農作物がほとんど壊滅状態です。その為、私たち産直まるしぇの「旬の野菜セット」も県外産野菜が多くなっています。県産自給率50%といったところでしょうか。なるべく、県産野菜をお届けできるように努めたいと思います。


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