てぃーだブログ › 宝の島の贈り物・・・    おきなわ農産日記 › 島の果物 › 沖縄のマンゴーとパイナップル。

2013年07月09日

沖縄のマンゴーとパイナップル。

■沖縄マンゴーの旬が始まります! 
沖縄特産のアップルマンゴーが、7月15日以降から本格的に出荷され始めます。
今年は。、平年より早めの出荷です。

昨年は、記録的な台風の襲来で不作となりました。新聞等で県産マンゴーの
生産量予測が報道されていましたが、平年に比べ、全県下で約3割も大幅減少、
特に宮古島の生産量は5割減になってしまいました。
その分、昨年は価格が高騰し、高めの貴重なマンゴーになりました。

■自然相手の農業はリスクが大きい。
 台風被害は農家さんの収入に大きな打撃を与え、5~10年ローンで
鉄骨ハウスを建て、マンゴー収入を返済に充てていますが、多くのマンゴー農家が
大変難儀をしていると言われます。”自然相手の農業はリスクが大きいので
後継者が育ちにくい”といわれる所以です。
 今年のマンゴーは今年のマンゴーは台風に被害が殆ど無く、順調に生育しています。
豊作の年こそ農産物の本来のおいしさが味わえます。

■今年もマンゴーギフトの注文を受け付けます。
 生産者は平飼赤鶏卵でおなじみの山城和満さん(久米島地鶏牧場)です。
幸いにも久米島では天候不順の影響が少なく、美味しいマンゴーの収穫は
始まりました。
この産直宅配「産直まるしぇ」でも、別紙ご案内させていただきますので、
是非、サマーギフトとしてご利用下さい。

沖縄のマンゴーとパイナップル。

■沖縄産パイナップルも・・・。
 沖縄県産パイナップルの生産地は八重山(石垣島・西表島)と
本島北部の赤土酸性土壌で育ちます。
昨年のパイナップルも昨年1・2月の記録的な寒さと昨年5月末の大型で
塩害台風の影響で樹が育たずに不作になりました。
 でも、今年は豊作。残り僅かの旬をお楽しみ下さい。
沖縄のマンゴーとパイナップル。


■パイン栽培面積は年々減少しています
 平成13年産の沖縄県産のパイン面積は443ha有りましたが、9年後の
平成22年産には357ha(△86ha)で(約20%)も減っています。
主な理由は農家の高齢化と後継者不足です。炎天下での草取りや
収穫作業は重労働ですが、安い輸入パインとの販売競争の中で
農家収入が少ないことで後継者離れに拍車を掛けています。
 貴重な国産パイン。沖縄の特産品として輸入パインには出来ない
”熟度を上げた収穫”で「熟した美味しさ」をアピールする必要があります。



同じカテゴリー(島の果物)の記事
沖縄の秋の果物
沖縄の秋の果物(2011-10-02 20:20)


Posted by 産直まるしぇ at 21:59│Comments(1)島の果物
この記事へのコメント
美味しかったです
Posted by サル at 2013年10月07日 11:47
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。